脚の動脈硬化

2017年の日本人の死因は1位が悪性新生物(27.9%)、2位が心疾患(15.3%)、3位が脳血管疾患(8.2%)です。

動脈硬化が進行していくと、脳卒中(脳出血と脳梗塞)、虚血性の心疾患が増えてきます。動脈硬化は、日本人の死因の大きな根本原因となっています。

動脈硬化は年齢と共に誰でも進行していきますが、高血圧・高血糖・脂質異常症・高尿酸血症・ストレス・喫煙などの疾病や習慣を持っている人は、動脈硬化症の進行が早いといわれています。

脚にできる動脈硬化があります。下肢閉塞性動脈硬化症といいます。

一定の距離を歩くとふくらはぎよりも下のあたりが痛くなってきたり、階段や坂道がやけにきつく感じたりするようになります。人によってはしびれを感じることもあります。しかし、一定の時間休むと痛みがなくなり、また歩けるようになります。

ある程度の距離を歩くと足が痛くなってくる。しかし休んでいるとおさまる。そして歩きめるとまた痛くなってくる。休む…。このような状態を間歇性跛行といいますが、治療をしなければ、5年後には30%の人が命を落とし、4%の人が足を切断するという衝撃的な報告があります。

それは、糖尿病・脂質異常症・高血圧など他の疾患にも同時に罹っている場合が多いからです。

<血圧脈波検査>

血管の硬さや詰まり具合を測定し、動脈硬化の進行度を知ることができます。

左右の上腕部・左右の足首にベルトを装着し四肢の血圧を同時に計測します。痛みはなく、所要時間は5~10分程度です。検査結果もその日のうちに分かります。

歩くとふくらはぎに痛みを感じる人以外にも、

・喫煙する人

・高血圧・糖尿病・脂質異常症の治療を受けている人

・運動不足・肥満(メタボリックシンドローム)の人

・身内に脳卒中や心臓病になった人がいる人

など、健康に不安のある場合、自分の動脈硬化の進行度合いを知ることができますので、受診してみてはいかがでしょうか。

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