誤解1 虫歯がないから歯周病にはならない

正解1 虫歯も歯周病も原因は細菌なのですが、細菌の種類が違うので、虫歯がないからといって歯周病にかからないわけではありません。

誤解2「薬用歯磨きや洗口液で虫歯や歯周病を治すことができる」

正解2 歯周病の予防効果はある程度ありますが、かかってしまった歯周病を治す力はありません。病院へ行くのがベストな解決策です。

定期的なオーラルチェックをしてもらうと早期発見できますので重症化しないで済みます。

マウスウォッシュ

誤解3「機能性ガムを噛んでいると歯周病にならない」

正解3 確かに歯の再石灰化、虫歯菌に虫歯の原因となる酸を作らせないなどの効果はあります。しかし、歯周病に効くとまではいえません。歯周ポケットにたまった歯垢は、掻きだす必要があります。

キシリトール入りのガム

誤解4 歯周病で歯が抜けてもインプラントがあるから大丈夫」

正解4 歯周病のために歯槽骨が破壊されていて、人工歯根を埋め込めないこともあります。インプラントをしたとしてもブラッシングがきちんとできていないと「インプラント周囲炎」になって抜かなければいけなくなることもあります。

歯磨きが大事で、歯磨きのときに歯と歯肉の境目のプラークを掃除しながらまマッサージすることが歯周病の予防や改善には効果的です。

インプラント

歯周病は、個人差の大きな病気です。

同じ民族で、同じ場所に住んで、同じようなものを食べていても、急速に進行する人もいればほったらかしでも進行しない人もいます。

日本臨床歯周病学会の調査では、30から40代の若めの人でも重度歯周病患者が15%も占めていたとのことです。

歯周病はEDとかアルツハイマーなど他の疾病と関連することもわかってきています。日本人の70%は歯周病にかかっているといわれます。でも気が付いていない人が多い。皆さん、気を詰めましょう。

<参考とした資料>

1 全国保険協会ホームページ

(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g4/cat450/sb4501/p008)

2 『日本人はこうして歯を失っていく』

(朝日新聞出版2016年、日本歯周病学会・日本臨床歯周病学会)

3 日本臨床歯周病学会ホームページ

(http://www.jacp.net/perio/about/)

4 日本歯科医師会

(https://www.jda.or.jp/)