<加齢による目の病気>

◆老眼  年齢を重ねると誰にでも起こる。

◆白内障 水晶体が白く濁る。

◆緑内障 視神経がなんらかの原因で障害され、神経線維が徐々に減っていく。

◆眼底の変化 ①網膜静脈閉塞症、②糖尿病網膜症、③加齢黄斑変性、④黄斑上膜

①網膜静脈閉塞症

動脈を通して網膜に栄養と酸素を与えて、そして二酸化炭素や老廃物を持って帰って来る役割をするのが静脈です。その運んでいる途中で、静脈(血管)が詰まってしまう病気が網膜静脈閉塞症という病気で、(ア)網膜中心静脈閉塞症と(イ)網膜静脈分枝閉塞症に分かれます。

(ア)網膜中心静脈閉塞症

血管の根元のところで詰まる、重篤な症状です。血液の流れが悪くなり、網膜が酸素不足となり同時に栄養にもなります。

50歳以上の高血圧の人によく見られます。

重篤な視力障害や血管新生緑内障などの合併症も起こりやすいといわれています。

(イ)網膜静脈分枝閉塞症

血管の末梢部分が詰まる病気で、(ア)よりもこちらが圧倒的に多いです。

主な原因は動脈硬化といわれます。静脈と動脈は網膜の中で交差しています。この交差している所で動脈硬化が起こると静脈を圧迫し血液の流れを乱し、血が固まり血栓ができます。

血栓は、血管を詰まらせ、酸素不足をもたらし血管増殖因子となります。その結果、本来あるはずのない異常な血管が生まれて、新たな出血の原因となります。また、血管が詰まると、血管内のものが滲み出し出血が見られることになります。

②糖尿病網膜症

糖尿によって血管が傷んで、血液の循環が悪くなり、血液中の水分、たんぱく質、脂肪などが外に滲み出る症状の病気です。

糖尿病は増加傾向にあるため、注意が必要です。

糖尿病にかかると身体中の血管に障害が現れますが、毛細血管が集中している網膜にも悪影響がでてきます。

糖尿病の方は、内科とともに眼科検査の必要性もあります。

③加齢黄斑変性

高齢化に伴って増加している病気です。

眼球奥の中心部の黄斑に異常が起こる非常に厄介な病気です。

症状は、ものが歪んで見える、視野の中心部が暗く見える、などが代表的です。

加齢黄斑変性は、普通、片側の目は正常であることが多く、片側の目がこの病気にかかっても、両眼で見ると普通に見えるため気づかないことがあります。

「黄斑」というところは、モノを見る中心的役割を果たしている部分です。網膜は広範囲にわたり画像を映しますが、その中心となる箇所が黄斑なのです。黄斑でものを見るため、動きのあるものを見るときには眼球が上下左右に振れるのです。

加齢黄斑変性には、萎縮型と滲出型があります。

萎縮型には有効な治療法がなくサプリメント(ルテイン)などで悪化を防ぐ程度ですが、急速に悪化することはなく徐々に視力が低下していきます。

滲出型はレーザーによる手術や新生血管を抑える薬を目に注射するなどの治療が行われています。

④黄斑上膜とは黄斑の上にセロファン状の膜ができる病気です。黄斑の上に幕ができるため物が見えづらくなります。

黄斑上膜は様々な原因がありますが、最も多いのは加齢に伴うものです。

正常な眼球でも40歳から60歳くらいになると、眼球の大部分を占める硝子体に生理的な変化が起きてきて、硝子体が網膜から離れていきます。このときに黄斑に硝子体の一部が残ってしまうことがあり、これが分厚くなって黄斑上膜となります。

<栄養素>

食事に関する研究結果から、目の健康の維持に栄養が重要であることが明らかになっています。大抵の人は、食事のみでは、多くの重要な目の栄養素の摂取量が不足しています。

抗酸化物質であるビタミンCおよびEに加え、オメガ3(註1)やルテイン、ゼアキサンチン(註2)、は、中心視力を担う黄斑の健康維持に重要です。

抗酸化物質の摂取不足、アルコールや飽和脂肪酸の過剰摂取などから、黄斑に害を及ぼすフリーラジカル反応(註3)が発生するおそれがあります。また、高脂肪の食事は動脈の血流を阻害する脂肪の蓄積の原因になります。小さな血管が集まっている目は、特に大きな影響を受けることになります。

(註1)DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸は、体内のさまざまな機能にとって重要な多価不飽和脂肪酸に属しています。

DHAやEPAは、脂肪が多い魚(例えば、サケ、マグロ、マス)や甲殻類(例えば、カニ、ムール貝、カキ)のような海産物に含まれています。DHAやEPAは必須脂肪酸で、体内で作ることはできません。また、動脈硬化予防の効能も知られています。

(註2)ルテイン、ゼアキサンチンはカルチノイドと呼ばれる黄色色素の一種で、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれています。

黄色色素は網膜に有害な青色光を吸収し、活性酸素を除去すること(抗酸化作用)で網膜の細胞を守ります。

加齢や喫煙、紫外線はルテインやゼアキサンチンを減少させます。

ルテインやゼアキサンチンは体内で作ることができません。ですので、食事からの摂取する必要があるのです。

しかし食事だけで充分な量を毎日摂取するのは難しく、サプリメントで補う必要があるのです。

(註3)フリーラジカルは非常に反応性が強く、体の細胞膜や組織を構成する脂質やたんぱく質を攻撃するため、さまざまな病気や老化の原因になっているといわれます。

<たばこの害>

喫煙は目をかなりの酸化ストレスにさらすものです。

喫煙によって加齢黄斑変性発症のリスクが上昇することが知られています。

<コンピュータ、スマートフォン>

コンピュータ画像は何千という小さな点で作成されており、目が実際にいずれかの個別の画像に焦点を合わせているわけではありません。画像を鮮明に保つのに焦点を何度も合わせなければならないため、2時間もすれば反復ストレスが眼筋に加わることになります。

(使用時の注意点)

・コンピュータの画面から目を50cm~60cm離す

・コンピュータの画面の高さを視線よりも下にする

・作業中に参照する文書とコンピュータ画面との間の距離をできるだけ小さくする

・目薬を差して目を潤し、目の炎症や乾きを抑える

・画面をまぶしく感じない程度に光量を調節する

・15分から20分ごとに休憩を取り、遠くのものを見る

・まばたきを頻繁にする

<眼を守るために>

1 普段から見え方の変化に気を付ける

2 禁煙する

3 亜鉛、オメガ3、濃緑色野菜(ルテインなど)を多めに摂る

4 サングラスなどで日光から目を守る

5 パソコンの使い過ぎに注意する

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抗酸化作用をもつビタミンE、Cと亜鉛をベースに、オメガ‐3脂肪酸(EPA、DHA)とルテイン、ゼアキサンチンを配合しています。

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本品はルテインのほかビタミンC、ビタミンE、亜鉛、銅が含まれています。